2007年03月12日

Weekend Japanology 2007/03/11放送<br>三味線

この番組がおもしろいのは、海外の人向けの作りになっているので日本文化の基本的な部分を俯瞰的に紹介してくれるところです。逆にこういう番組は日本人向けにはあまりないですね。

さて、この回の放送は「三味線」について。三味線が沖縄に起源があること、400年の歴史があること、そのポータビリティのよさから普及したこと、持ち運ぶときは分解できることなどいろいろと知ることができました。

義太夫での三味線の使い方でおもしろいのは、たとえば「泣く」ところや「子どもをあやす」ところなどそれぞれメロディが決まっていること。そして、たとえば「泣く」場面で同じメロディを男の場合と女の場合で強弱や変えるなど違う方法で演奏するということ。そのようにシチュエーションにディペンドした演奏方法を同じメロディのバリエーションで行うこともおもしろいと思いました。

また、地唄では雪の降る中で鈴が鳴っているという様子や、曲芸するネズミの様子を三味線で実演されるのですが、そういう「様子」を音で表現しようとする日本の文化のおもしろさがとても興味深いものでした。

教育の話しもでてきたのですが、僕の時代には少なくとも学校の音楽の授業で三味線のことを習った記憶がありません。こういう繊細な文化こそ日本文化の誇れる部分として学校で教えて欲しいものだと思いました。

posted by eijin at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | Weekend Japanology | 更新情報をチェックする
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