2007年04月19日

世界ふれあい街歩き 2007/04/16 放送<br>フィレンツェ~イタリア~

フィレンツェの大理石の聖堂や町並み、繊細な大理石工芸、ボッチチェリやダビンチの美術などなど見るべきものはたくさんあり、とても魅力的な街です。一方、そういった魅力とは別に、「全体を見渡す」という感覚について思うことがありました。それはどういうことかというと...

メディチ家の財産を置いておく部屋というものが紹介されていたのですが、その部屋は周りの壁全体に世界各地の地図が額にいれて飾られていて、部屋の中央には巨大な地球儀が置いてあるのです。

メディチ家の人たちはこの部屋で世界を征服した気分を味わっていたのでしょうか。そうではないと思うのです。芸術を愛するということと、世界の成り立ちを知りそれを把握したいという欲求にはなにか相通じるものがあるように僕は思っていて、この部屋は財産を置く部屋というよりも多分世界の成り立ちの全体像を見渡せるようにするための一種の博物館のようなものだったのではないかという気がしました。

今でこそ、世界の行き来もずっと容易になっただけでなく、メディアや通信技術(特にインターネット)の発達によって世界は狭くなり、グローバルにものごとをとらえる感覚があたりまえになってきていますが、この時代にグローバルという認識に達していた人は本当にごくわずかであったろうと思います。そういう意味でもこのような部屋を作っていたということは興味深く思いました。

それにしても、そのように世界を把握するということに限らず、全体を見渡す感じというのはそれ自体気持ちのいいものです。番組の最後、ミケランジェロ広場からのフィレンツェの風景は、その夕暮れの空の様子を含めてあたかも世界を見渡すような美しさがあり、是非行ってみたいと思わせるものでした。

posted by eijin at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界ふれあい街歩き | 更新情報をチェックする
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